昔、今と違って字を読めない書けない人が当たり前のようにいた時代。
やはり字の読めない男の所に一通の手紙が届いた。
困った男は兄貴と慕っている男の所に手紙を読んで欲しいとやって来た。が、この兄貴も実は字が読めない。
馬鹿にされたくないと思ったこの兄貴は、、。
いい意味で、寄席で聞けるたわいないおかしな噺だと思います。
ただ時代なのでしょうが、こんな時代の背景を少し詳しく説明しないと、受ける受けないの差がある噺だな、と。
因みにこの噺は、前座の頃に扇遊師匠に習いました。とにかく陽気に楽しくやりな、とのアドバイスでした。