士農工商の身分制度があった江戸時代、。酒の毎日。
が、この八五郎には、大名の御屋敷に腰元として
奉公している"おつる"という妹がいた。
ある日大家に呼び出された八五郎。 何のことかと思っていたが、話を聞いてみると、
何と!!妹の"おつる"が殿様の子を産んだのだという。
しかも男の子!すなわち世継ぎ!
「そのほうの兄に会ってみたい」と言われた八五郎。
大家に黒紋付と袴を借りて御屋敷に出向いたが、。
僕の中で、本当に大好きな噺です!
13年前、雲助師匠に習いました。
細かいアドバイスは無く、「この噺は、寅さんなんだよ。
妹のさくらを想う兄貴の寅さんの気持ちになって、素直に演ってみな。」
僕はこの噺、同世代の仲間に絶対負けたくない!譲れない!
この「妾馬」という噺は、俺の為に捧げていただいたんだ! っていう意気込みで
演じ続けていきたいです。