町内の誰もが一目置く主人公の大工の棟梁。
自分の下で働く与太郎の元へ明日から大きな仕事が始まる旨を伝えに行った。
だが与太郎の様子が冴えない。
理由を聞くと、大工に肝心な道具箱が無いという。
訳を聞くと、この与太郎、貧乏で店賃(家賃)が溜まっていて
長家の大家にかたに持っていかれたという。
棟梁は懐にあった金を与太郎に渡した。
「全額には足りないが、ちゃんと訳を話し、下手に出て道具箱を返してもらえ。」
大家のところに向かった与太郎だが、やっぱり馬鹿なこの男。
大家の前でとんでもない事を口走ってしまう。この後、、大変な騒ぎに、、、。
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